100年のあゆみ

長谷川製作所 技術の足跡 / ゲルマニウムダイオード

ゲルマニウムダイオードは半導体であるゲルマニウムを用いたダイオードであり、整流・検波用にトランジスタとほ ぼ同時に登場しました。

東京芝浦電気(株)横須賀工場での生産は、当初1N34Aなど約5,000個でした。大量需要の起こったのはトランジスタラジオが出現した1957年(昭和32年)以降となります。

コストダウン・小形化・全自動化を目標に従来のはんだ封止から、全ガラスミニダイオードと形も変え、量産設備の 完成をみたのが1959年(昭和34年)末で、計算機用として高性能のゴールドボンドダイオードの量産も1961年(昭和36年) に完成していました。

わが社では

1962年(昭和37年)2月
ミニダイオード用ガラスチューブ切断加工
1962年(昭和37年) 5月
ゲルマニウムダイオード部品加工
1964年(昭和39年)12月
1982年(昭和57年)5月までゲルマニウムダイオードを生産
1966年(昭和41年)12月
生産に対応するため福島県安達郡本宮町に福島工場を建設
1980年(昭和55年)
東京芝浦電気(株)より製造販売の権利を受け自社製品として営業活動を開始する。 総生産数15億個
ゲルマニウムダイオード
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