100年のあゆみ
Anniversary 100th
ゲルマニウムダイオードは半導体であるゲルマニウムを用いたダイオードであり、整流・検波用にトランジスタとほ ぼ同時に登場しました。
東京芝浦電気(株)横須賀工場での生産は、当初1N34Aなど約5,000個でした。大量需要の起こったのはトランジスタラジオが出現した1957年(昭和32年)以降となります。
コストダウン・小形化・全自動化を目標に従来のはんだ封止から、全ガラスミニダイオードと形も変え、量産設備の 完成をみたのが1959年(昭和34年)末で、計算機用として高性能のゴールドボンドダイオードの量産も1961年(昭和36年) に完成していました。