100年のあゆみ

長谷川製作所 技術の足跡 / 思い出の300tプレス

此の油圧プレスは1940年(昭和15年)に株式会社江東工業所へ注文し設置して以来、1976年(昭和51年)8月に展示品とする事に決定する迄の36年間、わが社において深絞り専用プレスとして稼働、特に送信管アノードの深絞り機としてその機能をいかんなく発揮しました。

1945年(昭和20年)には戦火を受け、再建後も女塚そして戦前の蒲田工場跡地へと移転し、その間わが社の発展に貢献してきましたが横浜へ全面移転するにあたり記念として展示する事としました。

思い出の300tプレス 1

深絞り用300t油圧プレスの経歴

1940年
(昭和15年)
東京市蒲田区本蒲田に新工場を建設し、大森区新井宿より移転する。 同時期に目黒時代より使用していた送信管用アノードの深絞り加工用200t油圧プレスと同型の300t油圧プレスを株式会社江東工業所へ注文し設置する。
1945年
(昭和20年)
第2次世界大戦による東京大空襲により蒲田工場も被災する。 300t油圧プレスも同時に戦火を受け焼けただれる
1945年
(昭和20年)
9月大田区女塚にあった長和寮が戦火を免れた為、そこへ会社を再建し操業を開始する。 同時に焼けただれた300t油圧プレスを整備。 後に女塚へ移し稼働する。
1956年
(昭和31年)
大田区女塚より戦前の蒲田工場跡地へ工場を建設し移転する。 同時に300t油圧プレスも移設する。
1976年
(昭和51年)
横浜市港北区新羽町へ全面移転をするのに伴い、300t油圧プレスを展示品として残す事に決定する。

300t油圧プレスの仕様

〈 名 称 〉
深絞り用300t油圧プレス
ストローク…1,700m/m 電動機…10HP
〈 圧 力 〉
下降最大圧力…300t シリンダー…径357φ
上昇最大圧力…100t ラム径…292φ
〈 速 度 〉
下降最大速度…150mm/min
上昇最大速度…450mm/min
〈 用 途 〉
送信管用アノードの深絞り
外径…126φ 内径…125φ 長さ…1100mm
〈 工 程 〉
鈍し工程…15工程
絞り工程…15工程
思い出の300tプレス 2
トップへ戻る